内閣情報部の戦争遂行のためのプロパガンダを知る・・・その1
~内閣情報部の戦争遂行のためのプロパガンダを知る・・・その1~
≪新體制早わかり・内閣情報部≫
◇先日、株式会社・新田工場見学した際に、新田英行代表取締役から、上記の冊子を借用しました。年末に蔵内を整理した際に、帝人タイムスと共に見つけられたとのこと。興味がありましたので、借用致しました。
◇内閣情報部発行(昭和15年10月7日発行)の「新體制早わかり・内閣情報部・週報・第二〇八號・臨時號」を学ぶ。発行年の昭和15年は、今から70年前(太平洋戦争開戦約1年前)。
◇国家が戦争を遂行するためには、国民に戦争するしか道がないことを信じ込ませるために国策プロパガンダが頻繁に行われる。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
[ 目 次 ]
一、新體制はひとごとではない、中味はみんなで作ろう
二、黒船を追い返した明治維新の新体制
三、現状維持から革新へ、支那事変から欧州戦争
四、大戦の教訓、新体制の必要
五、新体制は昭和維新、輝かしいその発足
六、世界新秩序は、共存共栄圏の秩序
七、国家の体力向上、これが国防国家
八、職域奉公とは、仕事に励むことか
九、国民組織とは何か、まづ心構えへの新体制
十、一億の盛り上がる力で、大政翼賛運動
十一、一国一党はなぜ我が国では許されないか
十二、大政翼賛會の組織、事務局と協力會議
十三、議會の権限はどうなる、中核體と軍の関係
十四、地方機構も新體制
十五、向う三軒両隣り、脚光浴びた隣組
十六、翼賛會員になるには、日本人なら有資格者
十七、議會は翼賛體制、官界も新體制
十八、みんなで築き上げよう、新秩序の文化體制
十九、生活は楽になるか、経済新體制の方向
二十、国家興隆の原動力、道は近きにあり