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2010年 08月 03日
~時任静士氏の山形大学への移籍の正式発表~
時任静士氏の山形大学への移籍の正式発表の記者会見が昨日午後4時、東京・田町のキャンパスイノベーションセンターで行なわれた。時任氏は先端有機エレクトロニクス研究センターで、有機トランジスタ部門の中核になり研究される。
氏は、豊田中央研究所、NHK放送研究所で、ほぼ一貫して有機ELを用いたフレキシブルディスプレイの研究に取り組んでこられました。
以下、日経8月3日より
【時任静士氏の抱負】
◆有機デバイスの特徴は「薄く」「柔軟で」「超軽量」作製方法の開発により、「大面積」「低コスト」で、環境に優しい次世代デバイスが実現。
◆ 有機トランジスタの基盤技術を2014年目標に確立したい。物理現象で未解決の部分(電荷輸送機構や界面反応等)が多いが、有機トランジスタができないとディスプレイもできない。
◆フレキシブルディスプレイの実用化は10年以上かかるが、電子ペーパーや肌に貼り付けて体調をモニタリングする生体センサーなどがより早く実現するだろう
【真の「日本復活」に向かって】
2003年1月現在、日本には有機ELに関して、世界一の技術が集結している。日本企業の実力は間違いなく、トップである。その有機Elは、次世代のディスプレイ技術の主役となるだけでなく、その可能性からみても「次世代の産業のコメ」に値する産業となるだろう。
・・・・いまこそ、有機ELで新しい勝ちパターンを経験しようではないか。そのための模索を多くの方々と一緒になって続けてゆきたいと思う。
城戸淳二山形大学工学部教授著「有機ELのすべて」日本実業出版社、エピローグより
《建設中の先端有機エレクトロニクス研究センター棟》
by ykkyy
| 2010-08-03 05:57
| 母校トピックス
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