セレンディピティー33:ノーベル賞受賞者白川英樹さんのセレンディピティー・・・その2
~セレンディピティー33:ノーベル賞受賞者白川英樹さんのセレンディピティー・・・その2~
【ノーベル賞受賞者白川英樹さんのセレンディピティー・・・その2】
《白川英樹さんのセレンディピティー》
◇ 1967(昭和42)年の「9月ごろ」と、白川さんは振り返る。
◇ポリアセチレンを合成する実験に挑んだ外国人研究生が「失敗しました」と報告に来た。
見ると、溶液表面にぽろぞうきんのような膜が張っていた。よく調べると膜状になったポリアセチレンそのもので、金属光沢もあった。
◇ 原因は研究生がメモを間違え1000倍濃い触媒で反応させたためらしいが、白川さんはそのぼろぞうきんを見て、「しめた。電気が通るかもしれない」と思った。
http://wwwjic-gifu.orjp/np/newspaper/kikaku/nobe/nobe2.htmより引用
■研究生に、どんな小さな失敗も報告するように、しつけ、教育され、研究生がその通り行うように研究室モデルを構築され、実行していたことが大きな発見に繋がったと私は思う。ビジネスの世界でも、研究の世界でも「当たり前の事を、当たり前にする」ことが重要である事には、変わりはない。
■先入観を排除すること、意識して失敗?を行うこと。積極的な失敗の勧めか?
■思い切ってやってみる、チャレンジ精神が重要か?
■ セレンディピティーに出会うには、
●目的外の偶然見逃さないこと。
●脇道を楽しむ余裕を身に付け、思ぬ偶然や予期せぬ失敗に興味を持つ。を常に自分の感性・第6感として研ぎ澄ましておくことが最も重要であるが。
◇日劇やSKDのラインダンスの様に、上記の写真の左が見える方が(旺盛な好奇心や深い認知力と洞察力?)、研究者に向いているのか?いないのか?私はわかりません。