ノーベル化学賞受賞者根岸英一氏が警鐘:海外で学ぶ若者の減少に対して
~ノーベル化学賞受賞者根岸英一氏が警鐘:海外で学ぶ若者の減少に対して~
・昨日、平成22年度山形県留学生交流推進協議会合同会議に出席する。
・外国人留学生の受け入れ現状は14万人強(2008年)で、2020年の30万人計画に対して、概ね右肩上がりに推移している。
・一方、海外で学ぶ日本人は6.6万人強で、2004年の8.3万人弱から右肩下がりの推移となっている。
7日(月)のexciteニュースに次の記事が掲載されていた。
≪日本人の若者は何故留学しない≫
◆米国に留学する日本人留学生はピーク時の半減まで減少。
◆米・ハーバード大学に在籍している日本人留学生は、1999年に151人で現在では5人。
◆2010年秋に米国に留学している日本人の留学生は2.4万人で前年比35%減でピーク時の4.7万人の半減である。
◆海外で研修している日本の大学・研究機関スタッフも3739人と2000年のピーク時7374人から半減。
□
2010年ノーベル化学賞受賞者根岸英一氏は「日本の若者が海外留学する勇気を失えば、日本の研究水準が下降するばかりか、技術主導の日本製造業にとっても大きなリスクになる」と懸念を表明。