~語りかけてくる草や花 54~
《アリストロメリア・花が花弁となり大輪となる》
アリストロメリアはユリと似ている、水仙とも似ている。別名、ユリスイセン。
今朝は古志田までサイクリング。工学部百周年記念会館のプラザでは学生二人がサッカーボールでパスの練習をしていた。研究室で試験勉強か実験で徹夜だったのだと思う。我々は朝雀でなく麻雀だったが。
古志田の知人は今朝は畑でなく、自宅前にいらっしゃった。野菜を分けて頂く。庭の池の傍に咲いている花に惹かれた。1つ花が輪になってまた大きな花のように咲いていた。花が集まりサークルを作っている。一つ一つの花の美しさ、マスになった華麗さ、いろいろと楽しめる。
散歩をしていると、道端の花や草花が目に留まる。志村ふくみさんの随筆「語りかける花」(※)で藤田千恵子さんが解説されている文にある・・・・山かげの道で「語りかけてくる草や花」・・・をお借りしてタイトルとする。
※:ちくま文庫(発行所:株式会社 筑摩書房)
朝の散歩が楽しい。歩くと頭が冴える。五感が研ぎ澄まされてくる。第六感も目覚める。行きかう人との挨拶も楽しい。何よりも楽しいのが道端の草木や花が語りかけてくるののが分かる。此処まで到達するまで何十年?