~語りかけてくる草や花 64~
《高浜虚子、蓮の句》
一面に
蓮の浮葉の
こまごまと
高浜虚子
正岡子規が友人とともに創刊した俳句雑誌、「ホトトギス」の発行は、子規の弟子の高浜虚子に引き継がれた。
散歩をしていると、道端の花や草花が目に留まる。志村ふくみさんの随筆「語りかける花」(※)で藤田千恵子さんが解説されている文にある・・・・山かげの道で「語りかけてくる草や花」・・・をお借りしてタイトルとする。
※:ちくま文庫(発行所:株式会社 筑摩書房)
朝の散歩が楽しい。歩くと頭が冴える。五感が研ぎ澄まされてくる。第六感も目覚める。行きかう人との挨拶も楽しい。何よりも楽しいのが道端の草木や花が語りかけてくるののが分かる。此処まで到達するまで何十年?