~山形・米沢は知将が設計した町~
◇ 大阪に来て、米沢を学ぶ。
一昨日(12月10日)の日本経済新聞の夕刊(大阪)を見たら、
一面の「紙面から」・《夕&Eye》に次の内容の記事の目に入った。
【山形・米沢 知将が設計の町】
上杉家の城下町、山形県米沢市は知将、直江兼続が設計した町。来年の大河ドラマ「天地人」の主人公でもある兼続が、今に残した町づくりの工夫を見た。
《兼続の大人形の前で》:9月28日松ヶ岬公園で撮影
《夕&Eye》 旅より
☆都市には今に至る礎を築いた設計者がいる。上杉家の城下町、山形県米沢市では知将、直江兼続がその人だ。兼続が主人公のNHK大河ドラマ「天地人」の来年1月からの放映の前に、米沢に兼続の街づくりの工夫をみた。
以上、12月10日の日本経済新聞夕刊より引用。以下、記事の兼続の街づくりの要旨
【兼続の街づくり】:米沢市上杉博物館の角屋由美子主任学芸員からの説明
◎会津120万石から米沢30万石に国替えの際、5千人を超す家臣を含め3万人の家族の移住のために、町の大拡張が必要でその指揮が兼続だ。
◎土地の造成・区画整理の他に原野の開拓と用水路の整備。
◎漆や青そなどの栽培。
◎治水対策として直江石堤を築く。
◎葉が食べられるウコギの垣根。 等々・・・
最後に編集委員の谷隆徳氏は次のように、記事をまとめている。
「優れた武将は秀でた都市プランナーでもある。そんなことを確認する旅だった」と。
■編集委員の谷隆徳さん有難うございました。今年は米沢が創業の地であるテイジン(帝人)の創業90周年記念、来年は米沢市の市制施行から120周年で再来年は、山形大学工学部の創立100周年です。米沢に是非又、お越し下さい。