~江戸繁栄しぐさ・イキな暮らしの知恵袋~
《江戸の繁栄しぐさ》
◇ 今朝のNHK私の1冊 日本の100冊は俳優・浜畑賢吉氏の「江戸繁栄しぐさ」でした。
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浜畑さんのこの本に対する思い:
お互いの傘を外側に傾けてすれ違う「傘かしげ」、あとから乗ってくる客のためにこぶしひとつ分の幅を詰めて空間をつくる「こぶし腰浮かせ」など、江戸の商人たちが築き上げた心くばり、気持ちよく生きるための知恵。この本と出合い、そうした「江戸しぐさ」を自分が実践しようと努めるだけではなく、本当に次の世代へ伝えていきたいのだと思うようになりました。
NHK ホームページより引用。
《私がこの本を購入したのは》
2006年9月13日に東京・八重洲口のブックセンターで購入。東京国際ファーラムで開催された「イノベーション・ジャパン2006-大学見本市」に参加した帰りにブックセンターに立ち寄る。
■新しい考え方を尊重すると言う柔軟性が、江戸繁栄の元であり、原動力である。イノベーションの重要性であり、21世紀のイノベーションを江戸時代に学ぶ必要があると思う。
■江戸しぐさは、全国から江戸に集まった商人たちが、一流の商人を目指して「心栄え」や「振る舞い」を磨いた集大成である。
《森鴎外の『知恵袋』》
■同時に購入したのは、森鴎外の『知恵袋』は、ドイツで1788年に出版された『交際法』を基に著述である。『江戸の繁栄しぐさ』は江戸が最高に繁栄した1804年~1830年であるので、日本と西洋の「人との交際法」を比較できる。