~「どうする日米、識者に聞く」から学ぶ・・・その3~
◇ 日本経済新聞に2月27日から~「どうする日米」識者に聞く~が始まった。日米関係はどうあるべきか、を識者に聞くシリーズだ。3月4日(木)、5回で終わる。
≪シンガポール国立大学大学院院長、キショール・マブバニ氏から学ぶ≫
・国連大使や事務次官を歴任し、2004年から現職。アジアの視点から国際政治を分析する論客として知られている。
<日米の不協和音の高まりについて>
●日本は対米外交の再定義を試みているが、より確かな信頼関係の構築に結びつくことを期待する。
<時代認識について>
💎 世界は地政学的に大きな変化の渦中にあり、米中、日中、中印など、様々な力関係に変化が生じている。変化を注意深く追い、新たな環境に適応しなければならない。
<普天間基地問題について>
●民主国家として、沖縄の声にも耳を傾ける必要があるだろう。ただ軍事面での日米協力の重要性を強調しておきたい。基地問題だけでなく、より大きな構図で日米関係を考えるべきである。
<鳩山政権の対米姿勢について>
💛 日本が自らの立場を主張することで、より強固な対米関係を築くことも可能だ。子供が成長過程で自己主張を繰り返し、親との絆を強めていくことがあるように、米国も日本の対米追従的な関係は永続しないと理解すべきだ。アフガニスタンやイラクの問題でも、日本は独自の情勢分析に基づいて判断することによって、国際社会からの信頼も得られる。
《雲の上は絶えず変化している》
<シリーズへの登場者>
第5回目 韓国元外相、韓 昇洲氏 <半島安定への役割重い>
第4回目 前駐日米大使、トーマス・シーファー氏<危うい結論引き延ばし>
第3回目 シンガポール国立大学大学院院長、キショール・マブバニ氏<アジア安定の大前提>
第2回目 米ハーバード大名誉教授、エズラ・ボーゲル氏<中国の台頭に連携で備え>
第1回目 東大教授、久保 文明氏 <同盟の価値再認識を>
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