~セレンディピティー10:醸造~
≪醸造≫
醤油や味噌、あるいは魚醤などといったものは、醸造過程で蛋白質を分解させて風味を決定するアミノ酸を得るわけだが、こういった発酵食品は経験的に作られ、利用されてきた。こちらもその発生が不明なほどに古くから行われてきたが、おそらくその初期の頃は保存食を作ろうとしての何らかの失敗(およびセレンディピティの発揮)があったものとも考えられている。
<醸造と子育て>
子育てと酒造り(醸造)は生き物相手であり、ある時期のある時にすべき事・しかるべき事をしないとひどいしっぺ返しがある。手順を踏んで粛々としなければならない。
作り酒屋の例では、経営者が父親で、杜氏が母親で、コミュニケーションを良くしながら酒づくりを行なっている。
株式会社小嶋総本店 社長小嶋彌左衛門氏の御講話より
《米沢五感塾での株式会社小嶋総本店 社長小嶋彌左衛門氏の御講話》