~健康と主観的幸せ度を決定するのは、何か~
日曜日の楽しみ一つは、毎日新聞の日曜クラブの連載小説・篠田節子「銀婚式」、もう一つは「こころのサプリ」。「ぐうたらママ」は一番、最初に読みますが。
以下、毎日新聞 日曜クラブ 海原純子氏(心療内科医)の「一日一粒心のサプリ」より
<経済状態との関連>
◇経済状態が、心と体の健康状態を左右する例
・アメリカでは、低所得層のがん死亡率が高い。
◇収入が多いほど健康かどうかの例
・アメリカ国民のGDP/人は、コスタリカの約10倍、しかし両国の平均寿命は同じ
・日本のGDP/人は1964年~81年に2倍となるも、健康と主観的幸福は上昇しなかったとの研究がある。
≪何が、健康と主観的幸せ度を決定するのか≫
<ティム・カッサーとリチャード・ライアンの2人の調査より>
◇『人生の目標を外的条件(経済的成功、名声、美貌)』として努力する人と、『内的な事柄(他者とのかかわりを満足なものとし、世の中を良くすることと自己成長すること)』に価値を置く人の心の様相を調査した結果。
・前者では、喜びを味わう事が少なく、抑鬱や体の不調が多い。
■ 幸せは心と体の健康からでしょうか