~文部科学大臣の年頭所感(平成23年)・・・1~
高木義明文部科学大臣の新年のご挨拶(社団法人・発明協会に関連する内容)
月報はつめい・平成23年1月1日号より
≪「人と知恵」の力で「元気な日本」の復活を≫
我が国を取り巻く環境が厳しさを増し、大きく変化する中で、資源の乏しい我が国が引き続き世界をリードするためには、「人と知恵」の力を高めてゆくことが不可欠です。また、少子化が進む現代において、国民一人ひとりがその能力を最大限に伸ばし、発揮出来るようにすることが、「元気な日本」の復活につながるものと考えます。
≪文部科学省の予算(案)≫
◆5兆5千億円
・厳しい財政状況の下で対前年比0.9%減の微減、補正予算・予備費を含めると対前年比2.8%増。
・特に「元気な日本復活特別枠」では、皆様から28万通ものパブリックコメントに支えられ、多くの予算を確保することが出来ました。
≪昨年の科学技術に関して≫
・幾多の困難を乗り越えた「はやぶさ」の帰還
・宇宙飛行の山崎直子さんと野口聡一さんの国際宇宙ステーションでの活躍
・鈴木北海道大学名誉教授と根岸パデュー大学教授のノーベル賞受賞
など、日本の技術水準の高さを示す多くの明るい話題があり、改めて科学技術の意義・重要性を感じた年だった。