自分の生き方を変える一冊にめぐり合うのは、まさしく運というほかはない
~自分の生き方を変える一冊にめぐり合うのは、まさしく運というほかはない~
≪森本哲郎の読書についての考察≫
● 読書とは、書物の中に、自分の生き方にかかわる何ものかを求める行為である。
● 本を読むという行為が男女の出会いに似ている気がしてならないと。
◆数多くの中からある本を選ぶ、あるいは・・・それぞれ相手を選ぶ
◆ある本と偶然出会う・・・偶然に知り合う
◆その本から感銘を受ける・・・互いに理解しあう為付き合い、深い感銘を受けたら
◆やがて、その本が座右の書となり、・・・その感銘は恋と呼ばれ、座右にいてほしい と思うようになれば
◆その人の生涯に決定的な影響を持つようになる。・・・結婚し、生涯の伴侶となる。
● 読書は男女の出会いに似ている。各人が、自分の価値判断に基づいて選ぶ以外にない。
● 自分の生き方を変えてしまうほどの影響をもつ一冊にめぐりあえるかどうかは、まさしく、運と言うほかはない。
PHP文庫 森本哲郎著 ことばの旅(上)より引用
《薄紫シバザクラ》