岸英三・元蔵王スキースクールの校長の絵画展を懐古、日本の宿・古窯で
~岸英三・元蔵王スキースクールの校長の絵画展を懐古、日本の宿・古窯で~
梅が咲き、桜が咲き始めたかみのやま・葉山温泉。春というのに真夏の気温の日。日本の宿・古窯の月の館・855号室のベッドに腰かけ朝昼晩と終日、蔵王連峰を飽きることなく眺めた。
思い出が走馬灯のように私の記憶を蘇らせる。私の恋人は蔵王だった。告白しますと?その後、吾妻連峰・天元台に心変わりしました。遠くの恋人より近くの愛人? 時が過ぎ去って、心が繊細になってくると、初恋の蔵王が懐かしい。愛おしい。告白しますと浮気もしました。月山、鳥海山、八甲田、石打丸山、八方尾根、猪苗代、小野川、大沢、峠・・・。
西田幾太郎の名言「知ることは愛することであり、愛することは知ることである」
わが人生の方向性を明示してくれた冬の蔵王、そしてパラダイスゲレンデで華麗なベーデルンで吾を魅了し、スキーの醍醐味を教示してくだされた岸英三蔵王スキースクールの校長を懐う。
~岸英三・元蔵王スキースクールの校長の絵画展を鑑賞~

2011.6.2 山形駅で東京からの来客を待つ間、霞城セントラルの科学技術館に行こうとする。途中、岸英三絵画展開催中の案内を見つける。岸英三氏は我が人生の方向性を決めるモデルだ。早速、岸英三・元蔵王スキースクールの校長の絵画展を鑑賞する。

学生時代は定期券を購入し米沢から山形へ、山形駅からはバスで蔵王スキー場へ。コーボルトヒュッテに泊まり、パラダイスゲレンデ上方の涸沢の壁、三宝荒神の壁、リフトの傍を挑戦し転んでいた。華麗に滑った記憶は無いが新雪・深雪の中を転んでもがいた思い出が多い。
岸英三さんは、パラダイスロッジのゲレンデに長身に真っ白いツーピースのスキーウエアを身につけ、スキー板はクナイスルのホワイトスター。ただ立っているだけで絵になったが時折、涸沢の壁下から華麗なベーデルンで滑り降りて来る。我々スキーヤーはただ見とれるだけだった。オーストリアに留学され、トニーザイラーと一緒に滑ってる岸さんは憧れだった。わがスキー仲間、元日立電線社長・会長の佐藤教郎氏は涸沢の壁を飛ぶように滑っていたことも併せて思い出す。
岸さんが絵画を嗜まれていらっしゃったとは、今日は初めて知る。今は金山町観光協会の会長をなされていらっしゃる。
今日は、良い日だった。小さな旅に出てよかった。大人の流儀の作家・伊集院静氏に感謝しなければならない。



