~歴史を学ぶ最大の意義~
≪ビジネスに効く教養の一つ歴史の学び方≫
◇ 細かい史実より、新しい視点を大事にする。
◇ 歴史小説も読み方次第で本格的な研究書並みに役立ち、勉強になる。
≪歴史小説を読む際のポイント≫
3つの問いかけをしながら読む。
「本当か?」
「なぜか?」
「自分なら?」
◆ 自分と異なる状況に置かれた人の思考と行動を通して、自分を知ることができる。
◆ 自分を客観視する“鏡”を手に入れることが歴史を学ぶ最大の意義である。
と、小田中直樹・東北大学教授が強調する。
再掲載:日本経済新聞 2013.2.5 27面 ビジネスに効く教養 何磨く?より引用、
≪上杉鷹山公の遺訓≫
【なせば成る】
:鷹山公が子息に教訓として詠み与えたもの
◇ なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
【伝国の辞】
:鷹山公が家督を譲るに当たり、藩主の心得を伝授したもの
一、国家は先祖より子孫への伝え候、国家にして我私すべき物にはこれなく候
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれなく候
一、国家人民のために立たる君にし君のために立たる国家人民にはこれなく候
【民の父母】
:鷹山公が17歳で上杉家を継ぐに当たり決意を詠んだもの
◇ 受けつぎて 国の司の身となれば 忘れまじきは民の父母