灼熱の太陽を浴び咲く蓮の花・・・4、7月26日(大夏・初候) 桐始めて花を結ぶ
~灼熱の太陽を浴び咲く蓮の花・・・4、7月26日(大夏・初候) 桐始めて花を結ぶ~
科学フェスティバルinよねざわ2015最終日は孫を連れて工学部へ。
時間に余裕があったので、松岬公園に咲く蓮を撮影する。その間、孫はお堀に泳ぐ鯉&亀を見物する。
撮影:松が岬公園、2015.7.26
夏の池 水の面隠す 蓮葉に
ただよふ露の 身をいかにせん
好忠
おのづから 月やどるべき ひまもなく
池に蓮の花 咲きにけり
西行
はちす咲く あたりの風の かほりあひて
心のみづを 澄す池かな
定家
羅に遮る蓮のにほひ哉 蕪村
蓮の香や水をはなるる茎二寸
白蓮にゆふ雲蔭るあらし哉 白雄
蓮の香や深くも籠る葉の茂 太祇
先いけて返事書也蓮のもと 太祇
蓮の花虱を捨るばかり也 一茶
昼中の堂静かなり蓮の花 子規
夜の闇にひろがる蓮の匂ひ哉 子規
徘徊す蓮あるをもて朝な夕な 漱石
そり橋の下より見ゆる蓮哉 漱石
【7月22日~7月27日 7月26日(大夏・初候) 桐始めて花を結ぶ】
5月頃に咲いていた、桐の木の花が結実して卵形の固い実をならせています。
そろそろ梅雨明け宣言が聞けるのではないか?
宣言に頼らず昔の人のように、
風を読み
気配を感じ取り
兆しに目を向けて
天気を読み取るのは結構楽しいものです。
【七十二候】
二十四節気は一年を24にわけたものですが、
一年を5日ごとに区切って、
季節を72に分けたのが「七十二候」です。
七十二候の魅力の一つは、
季節のサイクルが五日ごとに変わり、
展開がとても早いということです。
くらしを楽しむ七十二候
ー日本には七十二もの豊かな季節がありますー
より「引用
広田 千悦子
発行所:アース・すたー・エンターテイメント