~セレンディピティー:偶然を見逃さなかった!~
◆2011年のノーベル化学賞の受賞者は、固体の新しい状態の「準結晶」を発見したイスラエル工科大学のダニエル・シェヒトマン教授。
◆ シェヒトマン教授は、1982年にアルミニウムとマンガンの合金を電子顕微鏡で観察していたところ、それまで見たことのない原子の並び方をしていることに偶然気づきました。シェヒトマン教授が発見した状態は、原子が結晶ではありえないとされる十角形を描くように並んでいましたが、不規則ではなく、一定の規則に従って並んでいました。
◆偶然を見逃さなかったことが、新発見となった。