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深い森の中で:九里学園教師故山崎時夫の随筆&エッセイ・・・6
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≪「時」の構造と現在についての考え方・・・1≫

 この小文があなた方に読まれる頃は、昭和三十五年も逝って、三十六年という新しい年が訪れている頃でしょう。

 古き年は去り、新しい年が来る。年々歳々同じこと乍ら、年末年始に当たると人は多少の感慨を免れ得ないと存じます。

 時の流れは大河の如きもので悠々としている。動くともなく流れている。人々はその洋々たる大河に浮かぶ笹舟の如く流されるのです。そんな観念をもっている人が大部分と思います。が果たしてそうでしょうか。

 過去は過ぎ去ったもの、どうにもならないものです。
一応これを固定したものとします。
未来は未だ来たらざるもの、未知のものです。
過去を固定したものとすると未来は不定となります。ではその間にある現在はどう考えるべきものか。もう一度省察してみます。

 現在は過去の延長である。私達はそう考えています。確かにそうです。然し、唯、単純に現在は過去の延長と考えてはいけないということです。

 現在という時点は一瞬前には未来である。一瞬後に過去となっている。言わば、位置があって大きさのないもの、それが現在の姿なのです。即ち、現在は過去と未来の接点なのです。かくして未来は時々刻々に現在になり、現在は瞬間的に過去になってゆくのです。結論的に云うと、時というものは未来⇒現在⇒過去という直線的図式ではないのです。あなた方が静かな池の水面に小石投げると小さな波紋が次第に拡がって消えてゆく。時というものはこうした円環的なもので、決して、直線的に考えてはいけないということです。

 
     「学園通信」 昭和34年12月


吾妻峯(ね)の 濃き山肌に 影落し

     流れ行く雲 板谷辺りか


白き雲 影を落として 流れたり

     吾妻峯の 深まりゆく秋 




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by ykkyy | 2019-03-07 07:30 | 敬愛と感謝をこめて | Trackback | Comments(0)
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