世界情勢を理解するには、地政学&世界史を学ぶことが有意義
~世界情勢を理解するには、地政学&世界史を学ぶことが有意義~
グローバリゼーションの進展が格差を生み出し、ポピュリズムを醸成、さらにはトランプ米大統領の誕生や英国のEU離脱などにつながる原動力になった。そうした世界情勢を理解するには、地政学や世界史を学ぶことが有意義となる。
週刊ダイヤモンド 2018.11.3
《地政学とは何か?》
❖ 地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を巨視的な視点で研究する。
❖ 歴史学、地理学、政治学、経済学、軍事学、文化学、経済学、文明、宗教学、哲学
などの様々な見地から研究を行うため、広範にわたる知識が不可欠となる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
❖ 国土の地理的な環境が国家の政治や経済、軍事動向に与える影響をマクロ的に分析する学問のことを地政学という。英語ではジオポリティクス(Geopolitics)。
❖ 基本的な考え方は、隣接する国は互いに敵対する。敵に敵は味方などといったもの。ちなみに、米国は巨大な島として捉える。なお地政学を愛した人物として知られるのがドイツを戦争に導いたアドルフ・ヒットラーで、ドイツ地政学を確立したカール・ハウスホーファーの思想が色濃く反映されているとされる。
週刊ダイヤモンド 2018.11.3