~江戸久の餃子は美味しい!~
<中国の餃子>
日本経済新聞 2019.8.18 文化欄
遊遊感じ学「おめでたい餃子」阿辻哲次・漢字学者より
中国(主に黄河より北)の餃子はほとんどの場合、主食として食べられる。餃子は日本の餅にあたるめでたい食品で、他家に嫁いだ娘が新郎とともにはじめて里帰りしてきた時には、もてなしの食事に餃子が用意された。ただしその時にわざと生煮えにしておき、「餃子はいかがかな?」と新婚夫婦に尋ねると、夫婦は「生(なま)」ですと答える。
これには実は裏があって、「餃子」は「公子」、つまり「子供を授ける」という表現と同じ発音いなり、そして夫婦が答えさせられる「生」という返事は、餃子が生煮えであるという意味とは別に、もちろん「うむ」という意味になる。
つまり餃子が生煮えであるとの答えが、実は子供を産みますよ、との宣言になっているわけだ。一つの漢字にいくつもの意味があると言う「一字多義性」によって、「生」を巧みに使っているわけで、このあたりに、さすがは文字の国だなと思わせるウィットが感じ(漢字)られる。
《餃子は江戸久》
水餃子もあるが、江戸久の餃子は、
やはり焼き餃子!
◇横浜中華街の餃子より、宇都宮の餃子より、江戸久の餃子は一番美味しい。今のお店の西側にあった時からで、学生時代から食べているので江戸久の餃子を食べ初めてから間もなく55年以上となり、金杯の受領資格を得るようになりました。
◇昔は、美味しいから食べましたが、今は身体の調子が下降気味と自覚した時に食べに行きます。体に疲れが生じた時に食べると元気を取り戻すことが出来ます。
《江戸久の餃子》
・みつちゃんが、私の身体を考えられて、出来るだけ油を少なくして焼いてくれます。焦げ目が強いのは、もてなし(気配り、心配り、優しさ)の証です。冬になると日本酒・東光を1本の飲みながらの餃子が旨い!