MaaS・モビリティー・アズ・ア・サービスについて
~MaaS・モビリティー・アズ・ア・サービスについて~
日本経済新聞 2019.8.31
MaaS:移動体手段のサービス化を表す「モビリティー・アズ・ア・サービス」の頭文字をとった略語
❖ ライドシェアやカーシェアなど個別のサービスの先駆けだ。
❖ 車を持たなくとも鉄道などの公共交通、ライドシェア、レンタル自転車など様々な移動手段をアプリで一括して、検索、予約、決済できるサービスの開発も進む。
❖ 移動手段をつなぐだけでなく、住民の移動情報を蓄積して不動産開発や商業施設の運営に活かす試みも始まっている。
💛カギを握るのは、多様なデータの連携と統合だ!
≪海外のMaaSは国が主導する≫
<フィンランド>
❖ 複数の交通手段が1つのアプリで利用可能
❖ 交通法を一本化、規制緩和とデータ開放
<シンガポール>
❖ 「スマートフォン」構想でデジタル化に対応
❖ 交通の最適化、医療などの情報統合を視野
<中国>
❖ 杭州市はAIで交通状況を把握、渋滞軽減
❖ 特区「雄安新区」で自動運転、AI活用の実証実験
<日本>
❖ 地方自治体、企業連合が各地で実証実験
❖ 道路交通法など各種ルールの整備はこれから
≪MaaS発展のポイントは? 統合範囲の拡大!≫
❖ レベル1.情報の統合
❖ レベル2.予約決済の統合
❖ レベル3.サービス提供の統合
❖ レベル4.政策の統合