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小学生は英語より国語を学ぼう
~小学生は英語より国語を学ぼう~

日本経済新聞 2023年(令和5年)3月31日(金)33面・経済教室

私見・卓見:校務員 猪俣 統人
 小学生は英語より国語を学ぼ

★ 日本人は何年英語を学んでも英語が身につかないと言われる。
★ 明治以来150年以上、英語教育は改革を重ね、迷走を津図けているが、大半の日本人にとって、日常生活で使う機会も必要がない以上、教師の負担が増えるばかりで畳水練に終わる。

★ 今般、中教審が次期教育振興基本計画を取りまとめ、中高生の英語力の目標を定めたが、英検の取得と、実用で使えることは違う。
★ 私もいわゆる受験英語のみで、外国人と一言も話すことなく英検準1級を取得したが、英語を使う機会は皆無で、聞き取ることも話すこともできない。だがそれで困ったことはない。
★ 小学校英語については指導法ばかりが議論されているようだが、ずばりいってやる樋地陽はない。

💎 渡辺昇一氏、藤原正彦氏、惠利川春雄氏らが主張するように、小学生は国語をしっかり、論理的思考力を養い、情緒を豊かにすべきだ。
★ 英語を特別視せず、他の教科の勉強もおろそかにしてはならない。外国語を使う必要に迫られ、自分の意思を伝えなければならないときこそ、受験英語に限らず、社会や数学など広くまなんだことは全て必ず役に立つと思う。

~母国語の語彙(持っている単語の総数)は思考であり情緒である~

『祖国とは国語藤原正彦著 より
新潮文庫 平成18年(2006年)2月28日 6刷

 情報を伝達するうえで、読む、書く、話す、聞くが最重要なのは論を俟たない。これが確立されずして、他教科の学習はままならない。理科や社会は無論のこと、数学の分野でも、文章題などは解くのに必要にして充分なことだけしか書かれていないから、一字でも読み落としたり読み誤ったりしたら全く解けない。

💛 これ以上に重要なのは、国語が思考そのものと深く関わっていることである。言語は思考した結果を表現する道具にとどまらない。言語を用いて思考するという面がある。

 ものごとを考えるとき、独り言として口に出すか出さないかはともかく、頭の中では誰でも言語・言葉を用いて考えを整理している。

 例えば好きな人を想うとき、「好感を抱く」「ときめく」「見染める」「ほのかに想う」「陰ながら慕う」「想いを寄せる」「好き」「惚れる」「一目ぼれ」「べた惚れ」「愛する」「恋する」「片想い」「横恋慕」「相思相愛」「恋焦がれる」「身を焦がす」「恋煩い」「初恋」「老いらくの恋」「うたかたの恋」など様々な語彙で思考や情緒をいったん整理し、そこから再び思考や情緒を進めている。これらのうちの「好き」という語彙しか持ち合わせがないとしたら、情緒自身がよほどひだのない直線的なものになるだろう。

💛 人間はその語彙(持っている単語の総数)を大きく超えて考えたり感じたりすることはない、といって過言ではない。母国語の語彙(持っている単語の総数)は思考であり情緒なのである。

💛 日本人にとって、語彙(持っている単語の総数)を身につけるには、なにはともあれ漢字の形と使い方を覚えることである。日本語の半分以上は漢字だからである。これには小学生のころがもっとも適している。記憶力が最高で、退屈な暗記に対する批判力が育っていないこの時期を逃さず、叩き込まなくてはならない。強制でいっこうに構わない。

💛 日本人初のノーベル賞をとった湯川秀樹博士は、「幼少の頃。訳も分からず『四書五経』の素読をさせられたが、そのおかげで漢字が恐くなくなった。読書が好きになったのはそのためかもしれない」と語っていた。

💛 国語の基礎は、文法でなく漢字である。

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💎 ≪「考える」ことは、「言葉にする」こと≫ 

 本質を見抜く「考え方」 中西輝政著
 サンマーク出版発行 2007年11月30日 初版
 2008.1.11 マツヤ書店にて購入

  あれこれ思案して、自分の考えにどんぴしゃりという言葉を見つけようとすること。それこそが考える作業であるといえます。どんな「素晴らしい考え」も「調査結果」も、すべては「言葉」という出口を通らなければならないのです。
 ただ頭の中だけの作業では言葉も流れていくものですから、書き留めたり口に出して言ったりする必要が出てきます。
 自分の言葉を持たないということは、自分の考えを持たないということにつながります。言葉が貧弱だと、自分の「考え」も貧弱になっていきます。
 こうした「考え方と言葉の関係」を知ってからの私は、日本語に大いに目を向けるようになりました。いわく言いがたい状態を、何とか言葉にしたいと思いました。


≪「ことばの力」育成に情熱、故大村はま氏

日本經濟新聞 2008年(平成20年)1月21日(月)文化欄
大村はま氏(1906.6.2~2005.4.17):国語教育研究家
寄稿:大村はま記念国語研究会の苅谷夏子事務局長

 子供に「生きる力」をつけさせたい。その基礎となる「ことばの力」をしっかり育てなければならない・・・・。「ことばの力を育てる」は言うは易く、実現する難しさは見逃されていないだろうか。

💛 「ことば」という文化の産物は、とても抽象的で微妙なものだ。しつかりとピントが合った状態で心や考えが連動していなければ、ことばを本当に身につけることなどできはしない。

 「ことばの力」を確かにつけるにはどうすればいいのか。その探求に人生の全てをかけた国語教師がいた。二年前九十八歳で亡くなった大村はまである。

💎 大村は、子供が義務や義理としてでなく、自分のことと思って取り組める学習をオリジナルに作り続け、手に取るようにして具体的に教え続けた。

<一例を挙げよう
 国語の教科書を一気に丸ごと読んで、読みながら「ことば」という語に出合うたびに、前後の文脈がわかる程度にカードに書き出していく。一枚のカードには一つの例だけを書く。読書するような気持で一冊読み終えると、手元に約八十枚の「ことば」という語の用例が集まる。それを、使われた意味に注目して分類。
 「友達のやさしいことばに救われた」、「今日、新しいことばを覚えた」、「あの国のことばは何ですか?」、「乱暴なことばは感じが悪い」これらを見れば、「ことば」という語が、微妙に少しずつ違った意味で使われていることがわかる。
・・・・・・・
 こういう教室でこそ、子供は思わず本気になり、我がこととして熱中した。ことばの微妙な違いを感じ取ろうと言語感覚を全開にして立ち向い、自分の言葉を鍛えていった。

💛 地球の温暖化の問題、戦争、いじめの問題・・・・。私たちの前に問題が山積している。だが、結局、どんなことでも、人はことばを使って直視し、理解し、考えて、打開したり説得したりしていくほかはない。リーダーはもちろん一般市民にも、「ことばの力」がますます求められる。

💎 損得や好悪、自分にとっての正義感や常識といったものを越えていく必要が目の前にあるとき、言葉の力は鍵となる。次代の子供のことばを育てるという仕事の、途方もないほどの重大さが思われる。だからこそ、国語教育に社会として本気の関心を向けるべきである。

※ 参照

~❝鉄は熱いうちに打て❞、幼稚園でもすでに遅い~

 ことわざの論理 外山滋比古著 ちくま学芸文庫

💎 人間を育てるのが教育。幼稚園でもすでに遅い。生まれてから数年がいちばん❝熱い❞。

 大学ではもう熱いどころか冷えた鉄になっている。そんなものたたいてみたところで、どうにもなるものでない。カチンカチンと音を立ててはねかえす。本当の教育ができないから、就職目当てのことぐらいでお茶を濁す。

★ 幼い子を教えてくれるところがない。保育所は預かってくれるが、教育はしない。 

💎 誰がするのか、母親である。母親が先生なのだ。それも子にとって、最も大切な先生になる。

 このことを、知恵のある母親ですらほとんど自覚しない。世の中がみんな上を向いて教育を考えているからであろう。みどり児のときは幼稚園選びに狂奔し、幼稚園では小学校、小学校は中学、中学は高校、そして大学。脚下を照顧することを忘れている。

💎 お母さんは生まれたばかりのわが子に何を教えるか。

まずは、『ことば

 お母さんはまず母国語の先生にならなくてはいけないのだが、教え方を知っていると胸を張れる人はまずないと言ってよい。

ことばがいい加減になれば一生響くであろうことは覚悟しておかなくてはならない。

💛 三つ児の魂は、言葉によって形づくられると考えてよい。

💎 三つ児の魂を、もって生まれた性格のように考える人もあるが、それは当たらない。

一卵性双生児は全く同じ条件で生まれてくるのに、別々に育てると違った性格になる。

三つ児の魂は後天的、つまり教育の成果である。
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≪初めに言葉ありき、言葉は神なりき

<阿刀田 高 著 「頭は帽子のためじゃない」より>

 言葉話知ることが知識の淵源でもある。
幼い時代の方向づけが、今日、文章を書くことを生業としている事情となにか関係があるのかもしれない。
 昔テレビがなかった幼い頃、大好きな遊びが一つあった。
みんなが集まって紙を人数分だけ用意する。
紙に縦線を4本引いて、5つのスペースに分ける。
初めの欄は❝動物❞、2つ目の欄は❝植物❞、3つ目は❝人名❞、4つ目は❝地名❞で最後が飲食物。
こう区別したところで、誰かが手もとの本を取り「この本の35ページの最初の字」などと言う。本のページを開いて、最初の文字が❝サ❞であったならば、頭に❝サ❞の付く言葉を考える。動物、植物、人名、地名、飲食物の名を考える。制限時間は1~2分。ひとつ10点の配点だが、誰かと同じものを書くと5点、3人が一緒なら3点、4人一緒なら2点。だから、できるだけ他の人が思いつきそうもない名辞をかくほうがいい、そこらあたりに工夫の入り込む余地がある。・・・・・
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阿刀田 高 著
角川文庫 発行

漱石「こころ」の言葉:母のつとめ』(『書簡』明治34年5月8日)未来

 善良なる淑女を養成するのは母のつとめだから、よく心得ておらぬ芭ならぬ。それにつけては御前自身が淑女ということについて一つの理想をもっていなければならぬ。この理想は書物を読んだり自身で考えたり、または高尚な人に接して会得するものだ。ぼんやりしていてはいけない。
 飯を食わして着物を着せて湯をつかわさえすれば、母の務めは了ったと考えられてはたまらない。お頼みもうしますよ。
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~小椋佳が言葉を考える~

てんとう虫 2021年12月号
俳人・評論家、齋藤槇爾氏の青春抒情愛唱歌
『ほんの二つで死んでゆく』小椋佳より

 小椋佳がデビュー50周年を迎え、歌手活動から引退する意向を明らかにした。私は「東京新聞」(2021年10月18日)の朝刊で知った。

 小椋佳は現在77歳。私が最も長く愛聴してきたシンガー・ソングライターである。膨大な作品の中から一曲選ぶととしたら『ほんの二つで死んでゆく』(1994年5月発売)だ。周囲は『さらば青春』や『シクラメンのかほり』の支持者が多いが、私の好みは揺るがない。

「池よりも湖よりも海よりも、
 深い涙を知るために、
 あなたにサヨナラ言うのです。
 人の世のおとぎ話をかき集め
 ほんの二つで死んで行く、
 あなたのまわりをかざりたい。
 月よりも太陽よりも星よりも
 遠くはるかな旅をして
 あなたを探して呼ぶでしょう
 ・・・・・・
         ・・・・・・」
  (詞・作曲、小椋佳。編曲・小野崎孝輔
・・・・・
・・・・・

≪77歳の小椋の(現在)を要約する

💛 「人間は言葉で考える。きちんとした言葉を使えば、きちんと考えるようになる。僕自身、作詞という創造を通じて、言葉の復権に務めてきたつもりです。もう一度、言葉を復権させたい」由。

<略歴>
 小椋は1944年東京都生まれ。東大法学部を卒業し、銀行に入行。勤務の傍ら作詞作曲。約300人の歌手に作品を提供し、これまで約二千曲を世に送り出す。
 第一勧業銀行(当時)本店で財務部長を経て1996年に49歳で退職。52歳で母校の東大文学部の思想文化学科に学士入学。同大大学院人文社会系研究科思想文化コース哲学専門分野に進学。2000年、修士論文「価値論」で修士号。
 哲学に関心を抱くようになったのは、高校時代に国語の先生から、哲学者・阿部次郎の『三太郎の日記』を勧められたことによる。
 さらにデカルト、プラトンと読み進めたが、「人生とは」「神とは」と言葉の泥沼にはまり込む。

 
💛 ≪言葉は❝人間の脳みそ❞そのものだ!≫

「言葉が豊かでなければ心が豊かであるはずはなく・・・・・

 言葉が美しくなければ人柄も美しくあるまい・・・・・」

 阿刀田 高 著 「オトナの言葉の愉しみ方」 
  知的生き方文庫・三笠書房の表紙カバーでのプロローグより

【小椋佳の第2の故郷は、早稲沢だった


《山岳道路スカイバレーの白布峠から早稲沢を望む》

・遠方に磐梯山、中央右が桧原湖で手前左の部落が早稲沢

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💎 小椋佳コンサート<歌創りの40年>を10年前のテレビで視聴する。カーオーディオのHDDには小佳の2枚のアルバムが入っている。通勤の際時々聴くが7~8分なので2曲ぐらいしか聴けない。
聴くだけでなく画面を見ながらだと臨場感がある。わが心にもじんと響く。

💎 ことばを大事にして唄っている。

💛💛≪小椋佳が感じた日本人の変化≫💛💛

 生前葬コンサートで「流されはしない」を唄う際に。

 平成(1989年 昭和64年/平成元年)という時代が始まるあたりからですけど、私たち日本人の生き方が大きく変わったと思われます。

 「組織」から「個」へという変化ですね。

 日本は経済の効率的運営っていうのを主眼にしました。
そのための方策として人間の組織化・個の囲み込みっていう方向に突き進みましたですね。

 働くほとんどの人が何らかの形で組織に帰属して組織内存在となって、かつ組織の価値構造に、身も心も染め上げられていく。そうした構図が日本中に蔓延していきました。

 それが平成という時代が始まるあたりから、年功序列制の崩壊とか終身雇用制の終焉とか、そんな事を持ち出すまでもなく、要するに経営者側の「君たちの面倒は、従順なら一生面倒見る」という世界ではなくなってまいりました。

 要するに個の側から言えばですね、個人としてはそれぞれがただ組織に帰属していれば安泰だというんじゃなくて、いわばそれぞれが自己選択的に生きることが要請される時代が始まっているって言えるんだと思います。

 言い換えると、それがそれぞれに自己の価値観を創造的に構築して生きていく事が要請されている時代。
 まあ今後の日本、生きていくだけでも結構難しくなった時代でありますが、でも別の言い方をすると、本来人間のあるべき「個」の個としての生き方がようやく始まった時代とも言えそうだなと思います。

 ちょっと生意気を申し上げましたけど、
「流されない」をお聴き頂きます。


💛 小椋佳曰く「組織から個へ、個がそれぞれの価値観に基づいて創造的に構築し生きてゆく時代になった」と。又ご自身の体験から、感動や歓喜だけが人生の喜びではない・・・・様なことを話された。銀行勤務の時、バスケット部の副部長として、主な仕事は選手のスカウトと23歳で引退する選手の結婚相手をスカウト?するのが役割だったとお話される。


💎 白い1日(歌が違っていたかも知れなうが)は、作曲が井上陽水で、作詞が小椋佳。昨日(10年前)昼、井上陽水“LIFE&SONGS”が午後1時から5時間にわたり放映された。小椋佳と井上陽水はお互い人気が出る前に新宿で一緒に歌ったことがあったことも披露される。

💎 小椋佳の名前の由来を話される。学生時代に裏磐梯の桧原湖湖畔。スカイバレーの福島口の早稲沢の民宿・岩城屋の苗字が小椋姓で佳は・・・・皆さんが考える通りです。夢は、早稲沢に大きな小屋を建設しコンサートを開催し、合宿所としても使用したいと話される。

≪檜原湖・初秋の風景≫
          
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《桧原湖畔・早稲沢の晩秋風景》
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《早稲沢の高原野菜販売店》
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以下、ブログ「米沢より愛をこめて」より

心で読んでいる!2014.12.23

 6時前に起床して、ペレットストーブを掃除してから点火する。今日はスムースに点火ができた。
6時20分頃、孫が階段を降りる足音が聞えた。リズムカルだ。今日は機嫌が良いだろう。
 朝の挨拶もしっかり出来た。

 論語素読とテキストで国語の長文読解&漢字書き取りをさせる。朝勉強後の7時頃孫の朝食を準備する。準備しながら孫に論語テキストの日本解釈を読みなさいと言うも、孫は孫なのでまごまごして読まない。漢字が多くまだ習っていないので読めないようだ。再度言ったら、心で読んでいる!と云う。孫としては、朝の勉強が終わってほっとした後、又か!の思いで気が進まないようだ。私がお腹が空いてきたので自分の朝食の準備もしなければならないので、英語で「今日出来ることを明日に延ばすな!」を口にしながら、今日出来たことを明日に延ばす。腹が減っては戦が出来ない!


「勝手に決めないで!」
 2014.12.23

 愚妻が孫に漢字を教えていた。
 テキストにない漢字をこんな感じかなと、
 漢字を書いたら
 「勝手に決めないで!」と、文句を言い、
 正確な漢字を教えてくれと言っていた。

 教えることは、学ぶことなり!



【「あるがままで」行って来ます!
 2014.12.17
 
 小学1年生の孫が学校に出かける前に、両手を重ね、エイ!エイ!オー!と気合を入れて両手を挙げた後に、元気に行って来い!と言ったら、
「あるがままで」行って来ます!と言いながら、元気に外に飛び出して行った。

 下記のブログから早や2年、月日はあっという間に流れ行く!


【孫は5歳にして、君子の心構え?
2013.1.4
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 父親と雪遊びをして、長靴やら衣類がぐちゃぐちゃになって、孫がぐずってパパが・・・・と文句を言う。

 父親は「君子は・・・」と言うと、孫は即、下記を暗誦して、僕が悪かったと言う。

なんか、出来すぎた話ですが?

子日わく、

 「君子は 諸を己に求む。

  小人は 諸を人に求む。」


 『こども論語塾』その2 安岡定子著 より

【孫は20分間、集中して勉強すると100分間の休憩が欲しいと言う】2015.3.2

 日曜日の9時20分ごろ、父親に勉強を教えてもらっていた孫が疲れたので11時まで休憩時間を取りたいと頼んでいた。まだ20分間しか学んでいないのに、疲れたと言う。すごい集中力だと感心する。11時まで欲しいという。20分学んで、休憩時間は100分間必要なようだ。

 暫くして、勉強を始めた。時計を見ると10時だった。時計の見方を教えなければと思ったり、いやメガネを買ってやらなければと思ったりする休日ののんびりした朝食後だった。


【数学も化学も基本は国語力2015.3.14

 高分子化学を学ぼうと大阪工業大学 後藤邦夫教授(現名誉教授)のゼミに入ったのに、こう言われた時は面食らった。理科系に進んだのは国語が苦手だったことが一因だ。・・・・

 先生が言わんとしていたのは、国語力がなければ本や論文を読み込めないし、人を納得させる論文は書けないということだ。

 日本経済新聞 2015.3.13(金)
綿谷 昌訓 呉竹社長 交遊抄 より



 小学校1年生の孫に幼稚園入園前からどのように教育したらよいか考えた。井深 太氏著の「幼稚園では遅すぎる」を読んだりした。

 まず、挨拶の励行、論語の素読を基本に教育した。学力の基本は国語力であると自分の体験から体得していたので、本に親しむように育てた。ご褒美は幼稚園のときはトーマス・・・・・。レールを追加しながら創造力を高めるようにしたつもりである。2人の子供の時は漢字の書き取りが主であったが孫には読解力を身につけさせるべきテキストを主に学ばせている。結果が出るのは十年、二十年、何十年先だ!


フィンランドの子育ての言葉「親は羽根とルーツを与える」2013.3.16

<フィンランド南西部の港湾都市、旧首都・トゥルク(Turku)の風景
>

 フィンランドのトゥルク (Turku)大学の研究者から、送っていただいた風景写真を紹介いたします。
私のブログを見られて、高齢者のブログについてのアンケートにお答えしましたところ素敵な風景写真を送付頂きました。(実際は催促致しました)。

≪アウラ川と図書館≫
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≪トゥルク 大聖堂≫
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≪市立図書館≫
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 NHKハイビジョンで「ベービーズ」が放映されたことを思い出す。
フィンランドの子育ての言葉に「親は羽根とルーツを与える」との内容と子供への読み聞かせの大切さが紹介されていた。

<羽根を与えるとは>
・子供が親元を離れて自立する勇気を与えること 
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<ルーツ与えるとは>
・ 親が信じていること
・ 人間として、人生において大事なものは何かということを子供に伝えること

<本の読み聞かせの大切さ>、
・ 読書はルーツとして捉え 考える力を育むために とても大事にしている
・ 本を読み聞かせることによって 人生において 大切なことを伝える

💛≪イギリスにはブックスタートがある≫

 ブックスタートとは、1992年にイギリスのバーミンガム中央図書館を中心に始まった運動で、赤ちゃんのころから、本に親しむ習慣を持たせようとするものである。早くから本と共に過ごすようになれば、子どもの言語力や考える力に大きな影響力を与えると、バーミンガム大学のバリーウェイド教授らの調査によって実証されていた。


【「三つ子の魂百まで」を考える2015.9.22

◆ 「幼児の性格は、大人になっても変わらない」と言う諺「三つ子の魂百まで」がある。

それでは、性格とは何か。気質による行動や意欲である。

気質とは精神的・肉体的性質であり、感情の個性である。

◆ 先天的な気質があるが、教育によって習慣とし習慣が先天的なものに置き換わらせられる。

氏より育ちと言われる所以ではないのだろうか。

💛 ≪そのためには幼児に接する大人はどんな心構えが必要だろうか≫

・生まれてきて良かった、と幼児に体感させる。

・世の中は楽しい、面白いを体感させる。

💛 ≪どうしたら良いのか≫

・いろんな体験をさせる。(いろんな人と会話させる。自然に触れさせる。いろんな体験をさせる。等)

・その他

💎 育児は幼児との戦いであり、自分との戦いであるとも言える。


帝人米沢五感塾2010・二日目 『地域の教育、企業の教育』より
【育児・子育て:親は子供にとって最初の教育者】2010.8.28

💛 親は子供にとって最初の教育者
💛 子育ては、リハーサルのない一大事業
💛 幼児期には愛情と安心感が必要
(家庭において、愛情とスキンシップが必要)

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≪帝人米沢五感塾、二日目テーマ≫:地域で育つ
日 時:2010年8月28日(土)・二日目
会 場:酒造資料館・東光の酒蔵
酒蔵見学&講話:14:00~16:00


《酒蔵玄関》
・米沢五感塾歓迎の掲示

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《酒蔵見学の様子》
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《酒蔵の庭》
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《講話》

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講 師:株式会社小嶋総本店 社長 小嶋彌左衛門氏
講師の主な公職:
・山形県酒造組合副会長
・(社)米沢観光物産協会会長、山形県教育委員、鷹山公と先人顕彰会会長等 
  
テーマ:『地域の教育、企業の教育』

主な内容:
●親は子供にとって最初の教育者
●子育ては、リハーサルのない一大事業
●幼児期には愛情と安心感が必要(家庭において、愛情とスキンシップが必要)
●小学校の低学年まで、自然の中で集団生活をさせることが必要
・本能を目覚めさせる教育が必要⇒生命の危険を感じさせ⇒生きる本能を喚起させる
・集団生活により、規律に従う大切さを体験させる
● その他

まとめ:

💛
💛💛 教育とは人間が幸せに生きてゆけるように、よき家庭を築けるような人たちを育ててゆくこと

💛
💛💛 子供たちが未来への夢を持ち、自分の生まれ育った地域や国に愛情と誇りを持つことが出来ようにするのが教育

≪酒造りと子育ては同じである≫

💛
💛💛 子育てと酒造り(醸造)は生き物相手であり、ある時期のある時にすべき事・しかるべき事をしないとひどいしっぺ返しがある。手順を踏んで粛々としなければならない。作り酒屋は、経営者が父親で、杜氏が母親で、コミュニケーションを良くしながら酒づくりを行なっている。

《御講話の様子》
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【3歳児神話】

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<母を悩ます❝3歳児神話❞>

「かわいそうに、こんな小さい時から保育園に預けて」 働くお母さんがよく言われる言葉です。その背景にあるのは“3歳児神話”。

◇ 
『子どものために小さいころ(特に3歳までは)母親が育児に専念した方がよい』という説が広まるきっかけはイギリスのボウルビィという精神医学者の1951年(昭和26年)の報告書だといいます。 

◇ 
WHO(世界保健機構)からの委託を受け、孤児院などで乳児の心身の発達の遅れが多い要因を検討。『母性的な養育が欠けていることがその原因』と指摘したのです。

◇ 新しい研究❝母親の就労は影響なし❞

 お茶の水女子大学の菅原教授はボウルビィの報告書について「母子の結びつきの大切さを主張していて、母親の就労を否定するものではない。それが母親の不在がよくないという一面のみが強調されてしまった」と指摘しています。

◇ 
影響があるのはこんなことそれは「『お母さんの心の健康』、『夫婦仲』、保育園などの『保育の質』で、これらは子どもの発達に影響し問題行動にもつながるとされています」 「大切なのは安全な環境で愛情をもって養育されること。それはお母さんだけでなく、お父さん、祖父母、シッター、保育士などある意味、複数の人からでも大丈夫なのです」

❖ ❝3歳児神話❞には真実の一面も
 

40年以上、母親に関わるさまざまな“神話”を研究している。恵泉女学園大学の大日向雅美学長です。
 

大日向さんの話ではまず、「“3歳までが非常に大切な時期”というのは真実。この時期に愛され自信を持ち人を信じる心を育むことは崩してはならない」。

ただ「その時期に“母親が育児に専念しなければいけない”は修正が必要。母親だけでなく、父親や祖父母、地域の人などさまざまなところから愛情を受け取れる」。

2017.11.15 NHK NEWS WEB より



~英語に「セミ・リテラシー(semi-literacy)」という言葉がある~

中公文庫 外山滋比古著 「自分の頭で考える」 P134~

💎 リテラシーは読み書きの能力のことですから、セミ・リテラシーは半分だけその能力を持つという意味になります。

★ リテラシーを持った人間が読者ですから、セミ・リテラシーしか身につけていないのは❝半読者❞と言って良いかと思います。

★ 半読者は、文字は読めるにはよめるけれども、知らないことはまるでわかりません。
一次的リテラシーと二次的リテラシーの中間です。一次から二次へ移りそこねた読者です。

★現在、どこの国の学校でも、完全に次的リテラシーに達するような教育はできていないようですから、次的リテラシーと言っても、その実、一・五次的リテラシーのことになります。

💎 半読者は、未知を知るための洞察、想像の能力に欠けているか、不十分です。
少し難しいことがでてくると、自分のことは棚に上げて、これは面白くない、難しいといいます。

【1次的リテラシーと2次的リテラシーの性格】

中公文庫 外山滋比古著 自分の頭で考える

💎 1次的リテラシーと2次的リテラシーは性格を大きく異にする。

 学校教育によって、まず1次的リテラシーの能力を習得。これは曲がりなりにもできるのですが。2次リテラシーの力がつけられない。何年かかっても2次の段階に達せず、その力を持たないまま一生を過ごさななくてはならない人がおびただしくあります。
 それで、マスメディアもいわば1.5次的リテラシー読者を想定して、わかりやすい、低次の表現を提供することになります。

★ 1次的リテラシーは主として、記憶と再認識で読む

★ 2次的リテラシーは、洞察と想像によって解読する

★ 1次から2次へ、段階的に移行することはほぼ不可能。別の原理による読み方だからです。古くから学校で試みられているのが、文学教材を読ませることで、1次的リテラシーから2次的リテラシー移行させる方法です。どうして、幼児期のようにうまくいかないのか。近代教育の解決を迫られている大問題のひとつといわなければなりません。

💎上記の難問は、とっくの昔に解決されていました。わかる言葉の理解力からわからぬ言葉の理解力を高めるのは、漢文の素読でした。

💎 年端もいかない、ロクに漢字を読めないような幼子に、中国最高の古典、四書五経をテキストとして読み方を教えたのです。
 素読ですから、意味はつけません。音読するだけですから、文字通りチンプンカンプンです。かまわず繰り返して読んでいると、自然に言葉を覚えます。

💎内容、意味は依然不明のままですが、敢えて教えることをしません。学習者はいつしか、教わらない意味を洞察と想像によって自解するようになるというわけです。

💎それで立派な見識の持ち主になったのですから、2次的リテラシーを身につけたということでしょう。何年かの❝論語読み❞をすれば、町の学者、先生と立てられるようになりました。

<論語抄 史跡足利学校
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~1次的リテラシー&2次的リテラシー~

 中公文庫 外山滋比古著 自分の頭で考える

 近年、本を読む人が少なくなった、これではいけない、というので、文字・活字文化振興法という法律(2005年制定)までできました。しかし読むといっても、どういう風に詠めばいいのか、それを考えることは稀です。ただ読めばいいというのでは、少し幼稚ではないかと思われます。

💎 読むには二つの異なった読み方がありますが、これまで、はっきりこの区別をした人はほとんどありません。

≪一次的リテラシー≫
 ★ 内容がある程度分かっている文章を読むときの読み方です。
 ★ 手近な例をあげますと、前の晩に観戦した野球の試合のことを伝える新聞の記事を読むときです。事実の多くは先刻承知していて、文字はそれを確認する働きをします。読むのに苦労がありません。どんどん早く読めます。

≪二次的リテラシー≫
 ★ 内容が未知であるか、それに近い表現は、1次的リテラシーの読み方では、どうすることもできません。チンプンカンプンにちかいものです。わからないことばが出てきます。辞書で調べるか、スマホで調べるか、教えてもらう必要があります。
 ★ 辞書をひけばわからぬことばの意味が分かるように考えるのは初心者です。
 重要な語なら、辞書はいくつもの異なった意味を並べていますが、そのうちのどれが当面求められているものか、選択するには理解力が必要です。

※ ブログ主の想い出:高校の名物教師松木清先生の授業で、exp.「means」 の意味は?と問われて、手段、方法、財産と即答しないと、チョークが飛んでくる。一番前の席でしたので質問に答えられないと頭をかじられる。英作文の答案用紙は、翌朝、真赤に添削されて戻ってきました。旺文社の蛍雪時代にも、名物教師として紹介されました。

 ★ 学校の英語の下調べで辞書をひいて、どれがここでの意味かをきめるのは本当に難しいものです。勉強家の高校生なら経験しているはずです。はては、辞書にあるすべての意味を単語帳にひき写して下調べしたものも多くあります。

💎 内容が未知、あるいは未知に近い文章を読むのが、二次的リテラシーです。 

考えて見ると、リテラシーというものは、文字、文章についてのことです。その前段階で学習者は、話し言葉をかなりの程度まで習得します。

💎 話し言葉にも、文字についてと同じように、一次的聴力(知っていることを聴いてわかる能力)と二次的聴力(よくわからない、あるいは未知のことを聴く力)とを区別して考えるべきでしょう。

💛 これまでは就学以前、家庭などでほとんど教育という意識もなく行われています。かなりうまく行われているらしく、ほとんどのこどもが、ある程度の二次的聴者の能力を身につけているのは、おどろくべきことだと言わなくてはなりません。それほどにも、こどもの天与の能力が高いということかもしれません。
 

~語彙:「リテラシー」を学ぶ~

 PHP発行 山口謡司著 無敵の語彙大全より
  

💎リテラシー」:literacy

「読み書き能力」
★「非識字率」という言葉が消え、「リテラシー」が広く使われるようになる。
★ 最近では「ある特定の分野に関する知識や能力」のことを言うようになる。
★ exp.「会計リテラシー」「情報リテラシー」「環境リテラシー」etc.

★「金融リテラシー」という点では、私の文学リテラシーは何の役にも立ちません。


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2021.12.15
2021.12.23
2022.1.23
2022.3.10
2022.9.06
2023.4.2
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by ykkyy | 2023-04-02 15:32 | この世を生きる言葉の旅 | Trackback | Comments(0)
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