~「転ぶ」ことができる幸せ~
💎 テレビ体操の前に、歩くことができない幼い子供が「転びたい!」と明るい表情で話している画面を何気なく見る。
💎 テレビ体操では、転びそうになった時に、とっさに手をつけるように瞬発力を身に付ける体操があった。
💛 「転びたい人」がいる。
「転ばないように努力する人がいる」。
💎 NHK朝ドラ「あんぱん」第14週(6月30日~)の
サブタイトルは
『幸福よ、どこにいる』
~幸福について・1・・・三木清~
❖ 健全な胃を持っている者が胃の存在を感じないように、幸福である者は幸福について考えないといわれるであろう。
❖ 幸福は人格である。人が外套を脱ぎ捨てるようにいつでも気楽に他の幸福を脱ぎ捨てることのできる者が最も幸福な人である。
❖ 人格は地の子らの最高の幸福であるというゲーテの言葉ほど、幸福についての完全な定義はない。幸福になるということは人格になるということである。人格は肉体であると共に精神であり、活動であると共に存在である。
💛 機嫌が良いこと、丁寧なこと、親切なこと、寛大なこと、等々、幸福はつねに外に現れる。歌わぬ詩人というものは真の詩人でない如く、単に内面的であるというような幸福は真の幸福ではないだろう。幸福は表現的なものである。鳥の歌うが如くおのずから外に現れて他の人を幸福にするものが真の幸福である。
人生論ノート 三木 清著 新潮文庫より





