2006.11.07(火) 時雨
【立冬とは】
この日から立春(2月4日頃)の前日までが暦の上の冬。北日本からは初雪の便りが届き、関東から近畿地方ではサザンカが咲き出す。
【木枯らしとは】
紅葉前線が本州を南下する頃になると、美しく彩られた木の葉を吹き払うように冷たい北風が吹き始める。この、晩秋から初冬にかけて吹く冷たくて強い北よりの風を木枯らしという。
木枯らしは、いよいよ気圧配置が冬型になってきたことを告げるシグナルである。
【木枯らし1号】
気象庁は木枯らしとは「冬型の気圧配置になって、北または西北西の風が吹き、最大風速は8メートル以上で、日中の気温が前の日より2~3℃以上低くなること」と基準を設けていて、それらの条件を満たした最初の木枯らしを「木枯らし1号」と呼んでいる。
四季の教科書(教育出版)より引用