謙信が用いた「毘」「龍」の旗が上杉神社参道に今日もはためいている
~謙信が用いた「毘」「龍」の旗が上杉神社参道に今日もはためいている~
◇ 昨夜のNHK大河ドラマ・風林火山「決戦前夜」で上杉謙信の『毘・龍』の旗が
目立っていたが、米沢の上杉神社の参道では、毎日、「毘」「龍」の旗がはためいている。
◇戦場に靡く「毘」「龍」の旗ですが、それぞれに意味があります。毘の旗「刀八毘沙門天の旗」は軍神毘沙門天を指し、各隊に備えられていました。将兵は常に毘沙門天と共に有り、水火を辞さない武勇を得たと言われています。また、北面の守護神という事で、関東管領職に重ねていたと言われています。
◇ また、龍の旗は崩し字で乱れていることから「懸かり乱れ龍の旗」といい、総攻撃の際に掲げられました。仏教では不動明王を指すと言われています。仏教(真言密教)に造詣の深かった謙信は、毘沙門天と不動明王を旗に宿した戦国最強の武将でした。
有限会社ベルウッドクリエイツ 戦国魂事業部ホームページより
《上杉神社参道にはためく「毘」「龍」の旗》:2007.11.26撮影
2023.2.6撮影
《お堀端の電線に鳩がびっしりと》:2007.11.26撮影
《伝国の杜》:2007.11.26撮影